関西食品工業株式会社は、創業50年。
素麺の本場、兵庫県たつの市で、手延べそうめん揖保乃糸や手延べうどんを製造・販売しております。
兵庫県たつの市は古くは脇坂氏が治めた城下町で小京都と呼ばれ、風光明媚な町です。
また、童謡「赤とんぼ」の作詞者である三木露風誕生の地として知られています。
揖保乃糸は、澄んだ空気の下、上質な小麦粉と、赤穂の塩を材料に作ります。
本場の製造家が作った、本場の味をご堪能下さい。
私たちの第一のこだわりは、自然伝来のものだけを使用するということです。揖保乃糸は、澄んだ空気の下、上質な小麦粉、播州赤穂の塩、揖保川の伏流水を使用しています。
現在は、全国には手延べそうめんの産地が数か所ありますが、それらとの違いは「原料」と「製造法」にあります。
減量は手延べそうめんの為に製造された「中力系小麦粉」、播州赤穂産のより天然に近いミネラルバランスのよい塩。雑味のない揖保川の伏流を使用しています。
製造は、小麦粉をこねるところから、そうめんになるまでに35時間程(一日半)かかります。
捏ね、「ねかせて、のばす」を繰り返すのです。昔ながらの製造方法をかたくなに守り続けているのです。
食品ですから当然のことなのですが、異物の混入や、異臭の吸着がないよう工場内を清潔にすること。
出荷前には全製品の色、水分、におい、細さ等を専用の検査機によって検査をします。要件を満たさないものについては、廃棄処分になります。
素麺は一般的に言う「乾麺」になりますが製品になったところでは約20パーセントの水分を含んでいます。
そばのように「つなぎ」を使わず小麦粉と塩、そして水だけを原料とする素麺にとって極めて白く、細くを追求するとこの水分にたどりつきました。その20パーセントの水分が素麺の呼吸『厄』を生み出します。素麺が発熱し、よりいっそう水分と小麦粉のなじみがよくなるのです。
その呼吸を妨げないように専用の「蔵」で厳重に保存されます。蔵は常に素麺に最適な湿度、温度に保たれ素麺の『厄』を静かに見守っています。そして夏、みなさんのお手元に届く直前に蔵から運び出され、もう一度検査された後にみなさんの食卓へと運ばれていきます。
ひねものは『古物』と書き、管理の難しい素麺において製造より1年が経ったものをこう呼びます。
近年まで『古』の文字が『おふる』を連想させる為、生産地以外では敬遠される節がありましたが近年では多くの地方で古物をご愛顧頂いているようです。
素麺は製造過程で水を使い完成した段階でも水分が約20パーセント弱含まれています。
この水分と小麦粉がなじみ、うまみやのどごしが格段に良くなった物が「古物」、そしてさらにもう1年熟成を重ねたものをおおひね(大古)と呼びその格段ののどごしは万人をうならせるほどです。
これからもおいしく、安心して召し上がって頂ける商品だけをお届け出来るように従業員一同、こだわって行きたいと思っております。
① 大きめのなべで沸騰したお湯の中にバラバラと入れます。
※ 1人前2束100gに1リットルのお湯が目安です。
② 沸騰するまで強火でゆでる。ゆで時間は、1分半から2分です。
再び沸騰すれば、ふきこぼれない程度に火加減を調節してください。
熱湯、ふきこぼれに注意してください。
③ しっかり もみ洗い
ゆであがった麺をすばやくザルに移し、水で粗熱を取った後、
清水を流しながらよくもみ洗いすればさらにおいしくなります。